1998年、当時19歳という若さでデビューし、数々の名曲を作り上げてきた椎名林檎。
その唯一無二の音楽観は一般人からの人気にとどまらず、藤井風、常田大希、Adoなど、現代の若いミュージシャンにも大きな影響を与えているなど、日本の音楽シーンを牽引してきた人物の一人と言えるでしょう。
この記事では椎名林檎の入門編として押さえておくべき楽曲を11個ご紹介します。
ファンが選ぶおすすめ曲TOP5
まずは椎名林檎のファンクラブ「林檎班」の調査から、まだファンになっていない人におすすめの曲ランキングをご紹介します。
独特な曲が多い中から、聞きやすい曲が選出されています。椎名林檎の愛好家たちが選んだTOP5、ぜひご堪能ください。
①丸の内サディスティック
まずはこの曲から。
おそらく多くを語る必要はないでしょう。
Z世代からも愛され、発売から20年以上経過した現在でもカラオケの人気曲上位にくい込んできます。
丸サ進行とまで呼ばれるようになった有名なコード進行に、唯一無二の歌詞世界。
文句なしの名曲です。
(参考:丸の内サディスティックの歌詞の意味)
②長く短い祭
2015年8月5日にリリースされた「長く短い祭」。
女性の人生のはかなさを歌った名曲です。
東京事変のギタリスト・浮雲と椎名林檎のデュエット曲で、2015年にコカ・コーラのサマーキャンペーンCMのタイアップにも起用されました。
③人生は夢だらけ
2017年12月6日に発売された、セルフカバー・アルバム「逆輸入 ~航空局~」に収録された「人生は夢だらけ」。
もともとはかんぽ生命のCMソングとして高畑充希さんに提供した楽曲でした。
ミュージカルのような独特のテンポ感や壮大なMVも相まって、非常に華やかな一曲となっています。
④ありあまる富
2009年5月27日に発売された10枚目のシングル曲です。
TBS系ドラマ「スマイル」の主題歌として書き下ろされました。
『価値は 命に従って付いてる』と、生きていること自体を肯定してくれるような優しい曲です。
⑤NIPPON
NHK「2014年度FIFAワールドカップブラジル大会」のテーマソングとして2014年6月11日にリリースされた楽曲です。
ワールドカップのテーマ曲にふさわしい、気分が高揚し、心が震えるような名曲です。
個人的にはこの曲の間奏部分が大好きで、聞いていると自然に体が動いてしまいます。
カラオケの人気曲3選
続いて、カラオケの人気上位の曲から3つご紹介していきます。
カラオケで歌う曲に迷った際の参考にもぜひ。
罪と罰
一曲目は「罪と罰」。
冒頭、「頬を刺す朝の山手通り」のシャウトに始まり、終始気分よく歌える曲なのではないでしょうか。
カラオケでの人気にも納得ですね。
この曲を歌いこなせたら相当カッコイイと思います!
歌舞伎町の女王
二曲目は「歌舞伎町の女王」。
歌っているとまさに自分が「歌舞伎町の女王」になったかのような気分を味わえます。
やはりカラオケではアップテンポでテンションが上がる曲が好まれる傾向がありそうです。
本能
三曲目は「本能」。
ナース服のMVも魅力的です。
個人的には男性でもこの曲を歌う人は多い印象です。
その他のおすすめ曲
ここまでは椎名林檎のド定番と言えるような曲をご紹介してきました。
最後に、それだけでは物足りない方や椎名林檎の深みにはまっていきたい方に向けた三曲をご紹介します。
幸福論
「幸福論」は椎名林檎のメジャーデビュー曲です。
やはりこの曲なしに椎名林檎は語れません。
ストレートなメロディーながらも、歌詞から深い人生哲学・恋愛観が感じられます。
一曲目から椎名林檎の才能を遺憾なく発揮した作品と言えるでしょう。
TOKYO
シングル曲でも何かのテーマソングでもない、アルバム「三毒史」の中の一曲ですが、ファンの間で根強い人気を誇るのがこちらの曲。
変拍子を用いた複雑なリズムと悲痛な歌詞があいまって聞き手の感情を大きく揺さぶってきます。
椎名林檎「通」への第一歩はこの曲かもしれません。
浪漫と算盤
最後に紹介するのはなんとあの宇多田ヒカルとのコラボ曲。
実は2人は同じ1998年デビューの同期で、プライベートでも仲が良いのです。
椎名林檎は他にも多数のアーティストとのコラボ楽曲の作成や、楽曲提供を行っています。
他のアーティストの魅力を最大限に引き出せる、というのも椎名林檎の才能の一つなのです。
まとめ
椎名林檎入門編として11曲ご紹介しました。
どれも日本の音楽史に残る名曲です。
とはいえ、椎名林檎のバンド・東京事変の楽曲も含め、まだまだ紹介しきれない名曲だらけです。
この記事で興味を持った方はぜひ色々な曲を聞いてみてください。
それではまた。